外務副大臣ニュース

 

出張報告 クウェート訪問

  金田勝年外務副大臣は、7月17日及び18日、クウェートを訪問し、サマーワより撤収してきた外務省サマーワ事務所長及び陸上自衛隊を出迎え、ムハンマド・クウェート外相等と会談しました。

1.7月17日(月)

 @.サマーワ事務所長及び陸上自衛隊の出迎え
    麻生大臣の名代として、額賀防衛庁長官と共に、クウェート市郊外のアリ=アル=サーレ
  ム基地において、空自機によりサマーワより撤収してきた外務省サマーワ連絡事務所側嶋
  所長及び陸自第10次イラク復興支援群山中群長他陸自部隊隊員を出迎え、
外務省サマー
  ワ連絡事務所及び陸自部隊のムサンナー県からの撤収が完了したことを確認するとともに、
  その後の訓辞式において、彼らのこれまでの復興支援活動を高く評価し、その精励ぶりをね
  ぎらった。

訪問の記帳

  一人の犠牲者もなく、一発の砲弾を撃つこともなく、
  第10次群隊まで無事任務を終えた皆様を出迎え、
  心から敬意。
 

 A.空自部隊の視察・激励
    アリ=アル=サーレム基地を拠点としてイラク国内への飛行を実施している空自イラク
  復興支援派遣輸送航空隊(C-130輸送機部隊)の活動状況を視察し、隊員を激励した。

外の気温は55℃
 

   基地内で昼食をとりました。メニューは日本風カレー
 

 B.記者会見
    その後行われた内外プレスを対象とした記者会見において、今後、わが国として空自に
   よる輸送支援に加え、ODA を活用しつつ引き続きイラク復興支援を積極的に行っていく方
   針であることを紹介した。

2.7月18日(火)

 @.ムハンマド・クウェート副首相兼外務大臣との 会談
    額賀長官と共に、ムハンマド・クウェート副首相
   兼外務大臣と会談した。終始和やかな雰囲気の
   会談の中で、金田副大臣よりは、これまでのイラ
   ク復興支援におけるクウェートからの協力に謝意
      
を述べるとともに、今後については、空自による
   輸送支援に加え、ODAの活用やイラク・コンパクト
   策定への関与を通じて、引き続き支援を積極的
   に行っていくとのわが国の基本的な考え方を示し
   た。
更に、経済関係をはじめとする今後の二国間
   関係の発展に期待を示した。
    ムハンマド外務大臣よりは、日本が湾岸地域の
   安定のために果たしている役割を高く評価
する、
   イラクに安定した民主的・平和的な国家を建設するとの目標を全く共有するものであると述
   べた。また、クウェート国内の経済改革が日本との経済関係の更なる強化に資することを
   期待していると述べた。

 A.陸自部隊の視察・激励
    額賀長官と共に、クウェート市郊外のキャンプ=バージニア基地を往訪し、帰国準備を
   行っている陸自部隊の隊員を激励した。

   

キャンプの外で報道陣に囲まれる額賀長官と金田副大臣

3.その他

クウェートにて、車窓から。
 


アルジャジーラ局内を視察

   帰路カタールにて飛行機乗り継ぎの数時間を利用
   しドーハ市内へ。
 

  駐カタール大使とともに、アルジャジーラ放送局を訪
  問。その独立性、中立性に報道機関の存在意義と在
  り方を考えさせられました。
 
   

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