条件整備

2008年 2月 5日

たくさんの人に会って感じること。

厳しい冬だから灯油の値段高騰は困る、農業を再生しないとだめだ・・・いろいろあるけれど、高齢のお父さんお母さんと話していて一番に思うのは、子どもたちが帰ってこれる場所にしなければいけないよなぁ、ということだ。

働く場・遊ぶ場・情報・刺激…都会にあって地方に少ないもの、
一方、空間・環境・食材・人情…地方にあって都会に欠けるもの。
両方を生かすインフラ整備はやはり必要だ。

手塩にかけて育てた子や孫が都会で働いている。出世したかもしれないし、裕福で幸せかもしれない。
でも、子どもたち自身もできれば帰りたいと思っているだろうし、今日黙って私の手を握り締めてくれたお母さんだって、口には出さなかったけれど、「帰ってこれればなぁ」と訴えているのかもしれないと感じた。

私も高校卒業後上京し、45歳で秋田に帰った。
ある程度の年齢になってからでも、あるいは退職してからでもいいじゃないか。

帰ってこれる、条件整備をしなければいけないと思う。

そう言えば、90をとうに過ぎた私の母は、見舞いに行くと必ず兄の名前を呼ぶ。兄は神奈川県に住んでいる。今でも気にかかっているのだろう。

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