2008年 2月 27日

月曜日、「秋田の港湾と国際化を考えるシンポジウム」にパネリストとして参加した。

このシンポジウムは数年前から定期的に開催しているもので、「環日本海シーアンドレール構想」という誠にスケールの大きいプロジェクトの可能性を探るものだ。

地図をひっくり返してみると、ユーラシア大陸と日本列島に挟まれた日本海はまるで湖。
シベリア鉄道を整備し、日本海の海運と接続させることによって、秋田とロシアやヨーロッパを直接結ぶという構想だ。

なるほど、私の肩書きが「元外務副大臣」となっていることにも納得。
同じパネリストだった自動車会社の幹部は、サンクトペテルブルクの工場への部品供給について。また木材会社の幹部は、極東のベニヤ板工場からのコンテナ輸送について、それぞれシベリア鉄道の利用を力説。

これは夢のある話だが、限りなく現実に近い話なのだ。
必要なのは決断。
経済界と行政・政治、そして県民一人一人が「遠い話だ」と思わず「やろうぜ」と決断できるかだ。

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