2008年 9月 29日

黄色いネクタイ

今まで、自分の体形からかクールビスにも抵抗感を覚え、割合どんな時もネクタイを外さずにいた私だが、今年は、辻立ちなど屋外での活動も多くすっかりノーネクタイが定着してしまった。全員がネクタイをしている会場に入って、「えっ・・・」と絶句することさえしばしばだ。

いつからだろうか、私は黄色のネクタイを好んで締めるようになった。「また黄色?」とよく言われる。

その理由をあまり明らかにしたことがなかったが、黄金色は「稲穂の色」だからだ。
稲穂の柄のネクタイも一本だけあって、とても大事にしている。

田植えを手伝った春から、あっという間に時は過ぎ、稲刈りの時期に入った。
私が一番好きな季節だ。

農業をめぐる状況は厳しい。生活が成り立たないという訴えをどれだけ聞いただろうか。
一定の水準を超えて米価が下がったら補償する、原油や肥料の高騰に予期せぬコスト分は補填する、いわゆる「岩盤政策」がどうしても必要だと思う。

農家が喜々として稲刈りできる、そんな秋の日の日本原風景を取り戻さなければならない。

 *秋田県神社庁献穀田抜穂祭にて

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2008年 9月 29日


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